こんにちは。すがです。
尺八とリコーダーの演奏会のお知らせです。
本当は昨日の演奏会にチラシを挟む予定でしたが、あろうことかチラシを忘れてしまい、挟み込むことができませんでしたので、こちらで紹介させていただきます。鈴木俊哉さん、チラシをお送りいただいておきながら、大変申し訳ございませんでした。
(以下、チラシからの転載)

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田嶋直士 尺八の世界 ~古典と現代~
第33回大阪リサイタル

【開催日時】2013年11月12日(火)夜7:00開演(昼の部3:30)
【場所】ドーンセンター 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
【入場料】4,000円(前売3,500円)

【ゲスト】リコーダー界の巨人 世界の鈴木俊哉
     尺八界の新星 田嶋謙一

【プログラム】
「現代」
1. 福島和夫 : MEI(1尺8寸管)福島和夫
  風によって運ばれた対蹠地からの手紙
    (リコーダー)シャリーノ
2. 竹籟五章(2尺1寸管)諸井 誠
3. 狐響(2尺4寸管)三木 稔
4. 水の記憶を失った海の子供たち
  尺八 / リコーダー(2尺5寸5分管) / バスほか 木下 正道

「古典」
1. 鹿の遠音(1尺2寸管) 尺八・リコーダー
2. 鶴の巣籠(1尺8寸管)
3. 本調べ・山越 (2尺1寸管)尺八重奏
4. 虚空(2尺5寸5分管)
5. 鹿の遠音 (1尺2寸管・2尺5寸5分管)尺八・リコーダー

世界の音楽祭で絶賛される田嶋直士の尺八と、驚愕の音を奏でる鈴木俊哉のリコーダーで、今世紀の歴史に残るコラボレーション。
道を極めた二人の巨人、いま、あなたが、異次元の衝撃を目撃する。
岡村竹勇(製管師)

鈴木俊哉さんの演奏を「見て」いると、その立ち振る舞いが何かの「武道」のようにも感じられてきます。小さく繊細にそろりそろりと動いていたかと思うと、突然の素早く大きな呼吸の後に、これぞ一撃、というようなポーズがあったりします。しかしそれは、技術と体力の極限的なものとのせめぎ合いが、演奏している場所全体に広がるための、必要欠かさざる姿でもあるのです。実際演奏される「音」を聴いてみれば、その音たちは鈴木さんの身体の動きと全く不可分のものであり、時に音は秘めやかに場を漂い、またある時は空間を無慈悲に叩き切るような激しさもあります。それらは鈴木さんの一挙手一頭足、全身から、まさに全宇宙へ向かって投げ出されるものであるのです。田嶋さんの尺八による「虚空」の極め付きに対峙できるのは、鈴木さんの常に全身全霊をかけたリコーダー演奏以外にはちょっと思いつきません。それだけお二人の共演は、貴重で必見であると心より申し上げられます。
木下正道(作曲家)

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